セラミドによる角質層での働きとは?
セラミドは細胞間脂質といって油性の性質を持った保湿成分ですが、どのような構造で水分を維持しているのでしょうか。
セラミドは肌の細胞と細胞の間に満たされた細胞間脂質を大部分を形成する成分で、肌に含まれる水分を維持してほこりや細菌といった外敵の侵入を防ぐ役割を果たしています。
このセラミドが働いている部分の構造はどのようになっているのでしょうか。
セラミドが主に働いているのは、表皮の角質層と呼ばれる部分です。
わずかに0.05ミリの薄さしかない角質層は、角質細胞と呼ばれる肌の細胞がびっしりと並んでいます。
このびっしりと並んでいる細胞と細胞の間に満たされているのが細胞間脂質で、その大部分を占めるのがセラミドというわけです。
セラミドは、油分と水分を交互につなげて硬く維持する働きがあります。
水分+油分+水分+油分…という構造を繰り返すことで、強固に水分をつなぎとめているのです。
この構造こそが、セラミドが保湿成分と呼ばれるゆえんなのですが、この構造を維持することで、肌の水分の状態を一定に保ち、とんでもない薄さの角質層で肌を外の刺激から守っているのです。
美しい肌を維持するためには、この構造をしっかりと維持する必要があります。
角質細胞を均等に並べて強固に維持するために、セラミドの補給が重要になるのです。
このため、食事やサプリメントなどでのセラミドの摂取はもとより、化粧水や美容液などにセラミドを多く配合しているものを選ぶようにして、充分な量をしっかり使うことで肌表面からもセラミドを補給するように心がけるようにしたいものです。
